料金と条件を検証

通信制高校の転入はいつまでに動けるか。在籍したままなら前の高校の単位を持っていける

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高校に通いながら別の高校へ移ることを転入学、退学したあとに入り直すことを編入学といいます。鹿島学園高等学校の募集要項ページは、この2つを注記でこう分けています。

※転入学…高校に在籍している生徒が別の高校に移ること。 ※編入学…高校を途中で退学した生徒が再び別の高校で学習を始めること。

どちらを選ぶかで、引き継げるもの・出願の締切・前の高校に頼む書類・就学支援金の残り枠が変わります。この記事は、転入学と編入学を受け付けている通信制高校の公開資料と文部科学省の資料(いずれも2026年8月6日確認)から、動く時期を逆算するのに要る数字だけを取り出したものです。先に退学してから探す必要はありません。在籍したまま移るのが転入学です。

先に結論
  • 在籍したまま移れば、前の高校で修得した単位を持っていける。北海道芸術高等学校は「いま在籍している高校で修得した単位はそのまま本校でも認定されます」と明記している。一方でN高グループは「前籍校の学習が加味される場合があります」で、認定の範囲は学校によって違う。学校教育法施行規則も、課程間の転学について「修得した単位に応じて、相当学年に転入することができる」という可能規定である
  • 出願を「随時受付」と明記している学校がある。鹿島学園高等学校は転入学・編入学とも随時受付で、選考結果は書類選考・面接から原則2週間以内に発表される
  • 年度途中に移るなら、締切は学年で切れる。N高グループは転入学を随時受け付けたうえで「1年次・2年次は1月まで、3年次は12月まで」「入学月の1カ月前を目安に出願」としている(同校はこの記事の一括資料請求の対象外)。鹿島学園高等学校は学年による区切りを明記しておらず、転入学・編入学とも随時受付
  • 学費は単価で公開されている。鹿島学園高等学校は入学金0円(別途、入学検定料10,000円・税込)、授業料1単位12,000円、施設費 年24,000円、システム管理費・通信費 年49,000円、災害共済掛金 年252円。残りの必要単位数が分かれば自分で積算できる
  • 就学支援金の申請が通れば、鹿島学園高等学校の授業料請求額は0円(同校の学費ページ)。ただし前籍校での単位履修状況や高校在籍月数などで支給されない場合は別途請求される
  • 4月入学で動くなら、締切は区分で違う。N高グループの2027年度4月入学生の出願期は、編入学が第4期(2027年2月9日)まで、転入学は第6期(2027年3月16日)まで
  • 就学支援金の残り月数は、前の高校に何か月いたかで決まる。全日制に24か月いてから通信制へ移ると、通信制で使えるのは16か月ぶん(文部科学省Q&Aの計算式から当サイト算出)
  • 転入学・編入学では**「支給見込額の先引き」が使えない**学校がある(N高グループ)。その場合、授業料はいったん全額請求される
  • すでに退学している場合でも、都道府県が実施する学び直しの支援がある(定時制・通信制は最長24月、年337,200円が上限、所得制限なし)。適用されるかは入学先の学校と都道府県に確認する

在籍したまま移れば、前の高校の単位を持っていける

北海道芸術高等学校の「高校在学中・未卒の方へ」は、転入・編入の要点を最初にこう書いています。

現在在籍している高校や、過去在籍していた高校で修得した単位は、北芸の単位として加算することができますので、効率よく高校卒業資格を修得できます。

同じページのQ&Aでは、在籍中の人と退学した人を分けて答えています。

現在、他の高校に通っているのですが、入学できますか? はい、大丈夫。転入学できます。いま在籍している高校で修得した単位はそのまま本校でも認定されます。

制度の側でも、課程をまたぐ移動は単位に応じた学年で受け入れることになっています。学校教育法施行規則(e-Gov法令検索、法令ID 322M40000080011)第92条です。

他の高等学校に転学を志望する生徒のあるときは、校長は、その事由を具し、生徒の在学証明書その他必要な書類を転学先の校長に送付しなければならない。転学先の校長は、教育上支障がない場合には、転学を許可することができる。 2 全日制の課程、定時制の課程及び通信制の課程相互の間の転学又は転籍については、修得した単位に応じて、相当学年に転入することができる。

通算されるのは単位だけではありません。N高等学校・S高等学校・R高等学校の2027年度生徒募集要項(PDF)は、転入学・編入学の注意事項にこう書いています。

●転入学・編入学の方は前籍校の学習が加味される場合があります(在籍期間・修得単位)。休学期間中は在籍期間に含まれません。

同じ募集要項の教育課程の説明にも「転入学・編入学の場合も、前籍校での修得単位を加味し、標準履修モデルをもとに履修科目を案内しています」とあります。北海道芸術高等学校のQ&Aは、その結果として在学が短くなる場合があることを書いています。

3年間の中で定められた卒業“単位”数以上を修得すれば卒業できる高校です(転入学・編入学の場合は、それ以前の高校の単位があるので1,2年間となることもあります)。

**何単位まで引き継げるかは、どちらの学校も数字を出していません。**認定される単位数が決まらないと卒業時期も決まらないので、そこは個別の相談か募集要項で確かめることになります。

在籍期間の通算は、卒業までの年数が短くなりうるという意味では得ですが、就学支援金の残り月数を削る側にも効きます(下の「就学支援金の残り月数」の節)。同じ事実が両方向に効くので、卒業時期と支援金の枠は分けて数えてください。

出願を随時受け付ける学校がある。締切があるのは「4月入学」のほう

鹿島学園高等学校の生徒募集要項ページは、区分ごとに出願期間を分けています。

区分出願期間選考方法選考結果
新入学〈4月入学〉2025年12月1日〜2026年4月10日/〈10月入学〉2026年8月1日〜2026年9月25日書類選考、面接書類選考、面接から原則2週間以内に発表
転入学・編入学随時受付書類選考、面接書類選考、面接から原則2週間以内に発表
科目履修生随時受付書類選考、面接書類選考、面接から原則2週間以内に発表

新入学には出願期間があり、転入学・編入学は随時受付です。なお新入学の10月入学枠は2026年8月1日〜9月25日の受付で、この記事の公開時点では出願期間の中にあります(転入学・編入学はこの期間に関係なく随時受付)。入学検定料は10,000円(税込)と明記されています。

N高グループ(N高等学校・S高等学校・R高等学校)も年度の途中の転入学を随時受け付けていますが、受付の終わる月が学年で違います。(N高グループはこの記事の末尾で案内する一括資料請求の対象ではありません。年度途中の受付が学年で切れる例として引きます。)

●転入学は随時受付しています(1年次・2年次は1月まで、3年次は12月まで)。入学月の1カ月前を目安に出願してください。

一方、4月入学として出願する場合は期が区切られています。同じ募集要項の「2027年度4月入学生 出願期間」の表です。

出願期受付対象出願期間試験日(予定)
第1期新入学・編入学2026年9月17日(木)〜2026年10月20日(火)2026年10月31日(土)もしくは11月1日(日)
第2期新入学・編入学2026年10月23日(金)〜2026年11月24日(火)2026年12月5日(土)もしくは6日(日)
第3期新入学・転入学・編入学2026年11月27日(金)〜2027年1月5日(火)2027年1月16日(土)もしくは17日(日)
第4期新入学・転入学・編入学2027年1月8日(金)〜2027年2月9日(火)2027年2月20日(土)もしくは21日(日)
第5期転入学2027年2月12日(金)〜2027年3月2日(火)2027年3月6日(土)もしくは7日(日)
第6期転入学2027年3月5日(金)〜2027年3月16日(火)2027年3月22日(月)

編入学が入っているのは第4期までで、第5期と第6期は転入学だけです。4月入学で動くなら、退学済みの人の締切のほうが約1か月早いことになります(この表は4月入学の出願期についてのもので、年度途中の編入学ができないとは書かれていません)。

鹿島学園高等学校・転入学/編入学の出願から結果まで 随時受付・2週間 出願期間 / 選考結果 鹿島学園高等学校 生徒募集要項ページ(2026-08-06確認)より。転入学・編入学は随時受付、選考は書類選考・面接で、結果は原則2週間以内に発表。入学検定料10,000円(税込)

締切から逆算するとき、転入学には「いま在籍している高校に頼む書類」があることも見ておいてください。鹿島学園高等学校は、生徒調査書などの記入依頼先を「転入学の場合は『在籍の高校』に依頼」「編入学の場合は『前籍の高校』に依頼」と書き分け、転入学の出願書類に「生徒の転学について(照会)・在学証明書」を挙げています。N高グループの提出書類の表でも、「生徒の転学について(照会)」と「在籍証明書」に印が付くのは転入学だけです。相手の学校の事務が動く時間が要るので、締切ぎりぎりから始める作業ではありません。

学費は単価で公開されている

鹿島学園高等学校の学費ページは、費目を単価で出しています。

費目金額
入学金0円
施設費年間 24,000円
授業料1単位あたり 12,000円
システム管理費・通信費年間 49,000円
日本スポーツ振興センター災害共済掛金年間 252円

4月から1年間在籍する前提でいえば、年額で固定なのは施設費・システム管理費・通信費・共済掛金の合計73,252円で、動くのは授業料(1単位12,000円)です。残りの必要単位数が分かれば、自分で積算できる形になっています。

同ページは、この授業料について「就学支援金相当額を相殺した上で請求しますので『授業料請求額0円』となります」としています(所定の申請手続きが必要で、前籍校での単位履修状況や高校在籍月数などにより就学支援金が支給されない場合は別途請求されます)。

同ページには新入生を前提にした年次別の費用例も載っていて、1年次・2年次が各73,252円、3年間の合計負担額は219,756円とされています。ただしこれは**転入生の金額ではありません。**注意事項にこう書かれています。

上記シミュレーションは「高校1年生4月入学生」を想定したものです。年度途中で転入・編入された場合には請求額が異なります。

同じ注意事項に「別途、教科書代・副教材費等が必要です」「通学コース、オプションコース、学習センターの費用、特別活動、校外学習、修学旅行等を申込む場合には、別途費用がかかります」ともあります。単価は公開されていますが、総額は履修する単位数と選ぶ形で変わります。

転入生の学費は公開されていないので、自分の残り単位数で総額を出すには、募集要項と学費表を取り寄せて単価に当てるのが最短です。

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就学支援金の残り月数は、前の高校に何か月いたかで決まる

上の「授業料請求額0円」は、就学支援金が授業料に充てられることが前提です。鹿島学園高等学校の学費ページは、その前提が崩れる場合を自分で書いています。

※鹿島教育グループでは、授業料に関しまして、就学支援金相当額を相殺した上で請求しますので「授業料請求額0円」となります。(所定の申請手続きを行っていただく必要があります。)なお、前籍校での単位履修状況や高校在籍月数等の諸条件により就学支援金が支給されない場合には、別途請求させていただきます。また、年度途中での退学・転学等により就学支援金受給資格が停止となった場合にも、差額を別途請求させていただきます。

「高校在籍月数」がなぜ効くのかは、文部科学省のQ&A(2026年8月6日確認)に計算式で書かれています。設問は退学して入り直すケースですが、答えは転学の式として示されています。

Q 全日制の高校を途中で退学し、通信制に再入学した場合、就学支援金の支給期間はどうなりますか? A 全日制の支給期間は36月であり、定時制・通信制は48月ですが、例えば、全日制で20月在学し、その後通信制に転学した場合は、48月-20月×4/3(端数切捨て)という計算式になり、通信制では22月分が支給されることとなります。

この式に当てはめると、全日制にいた月数ぶんだけ通信制側の月数が減ります。

全日制での在籍月数差し引かれる月数(×4/3、端数切捨て)通信制で残る月数
12か月(1年)16か月32か月
20か月(文部科学省の例)26か月22か月
24か月(2年)32か月16か月
30か月(2年半)40か月8か月

(20か月の行が文部科学省Q&Aに示されている例。他の行は同じ式「48月 − 全日制在籍月数 × 4/3(端数切捨て)」から当サイト算出)

全日制に2年いてから通信制へ移った場合に残る支給期間 16 か月 48月 − 24月×4/3(端数切捨て)=16月。文部科学省「高校生等への修学支援 Q&A」Q15(2026-08-06確認)の計算式から当サイト算出。式が示されているのは全日制から通信制へ移る場合の例で、定時制・通信制からの転入や複数回の移動については例が示されていない

N高グループの募集要項も、支給対象外となる要件として「高等学校等に在学した期間が通算して3年(定時制・通信制の場合は4年)を超えている方」を挙げ、「制度を利用(申請)した期間ではなく、高等学校等に在籍した期間です。未申請の期間も含まれます」と注記しています。前の高校で申請していなくても、在籍していた月数は数えられます。

もうひとつ、単位のほうにも枠があります。私立通信制の支給限度額には「通算74単位、年間30単位まで」という注記が付き、この74単位はN高グループの募集要項によれば「『修得単位数』ではなく、これまでの高校在籍時の『履修登録単位数』で計算します」。落とした科目も数に入るということです。学校種別の支給期間と限度額の表はコース費用を分けて計算した記事にまとめてあります。

転入学・編入学は「先引き」が使えない学校がある

N高グループは就学支援金の支給見込額をあらかじめ差し引いて請求する方式を採っていますが、適用対象外となる要件に「⑥ 編入学、転入学の方。」を挙げ、注意事項にも「●転入学・編入学の方は「支給見込額の先引き」が利用できません。」と書いています。この場合、授業料はいったん全額請求され、支給は所属期(4月、7月、10月、1月)の終了月になります。**同じ年間学費でも、先に用意する現金の額が変わります。**支払い方法と時期は、学校ごとに確かめてください。

休学中なら、支給停止の申出で残り月数を止められる

いま休学している場合は、手続きの有無で残り月数が変わります。文部科学省のQ&Aです。

Q 生徒が休学した場合には、就学支援金の扱いはどうなりますか? A 休学期間中に授業料の徴収が行われない場合であって、休学している間は就学支援金の支給を止めるようにしたい場合には、支給停止の申出を学校に提出する必要があります。 その際、仮に、就学支援金の支給停止の手続きをしなかった場合、就学支援金は当該期間中の支給額は0円として計算された上で、復学後の残りの支給期間は、休学した期間を差し引いた期間となります。支給停止の申出をした場合には、申出の翌月から復学して支給再開のための申出を行った月まで就学支援金の支給を停止し、また、その期間は支給期間の計算を停止することができます。

申出を出していれば期間の計算が止まり、出していなければその月数は減ったままということです。転入の相談をする前に、いま在籍している高校に申出の有無を確認しておくと、残り月数の見積もりが変わります。

なお休学中でも転入学の出願資格はあります。N高グループの出願資格は、転入学が「高等学校在籍者(休学中含む)」、編入学が「高等学校中途退学者」です。ただし同じ募集要項は「●休学期間がある方は、入学時期や卒業時期の希望に添えない場合があります。事前に問い合わせてください。」とし、在籍期間の通算については「休学期間中は在籍期間に含まれません」としています。

すでに退学しているなら、確認する順番が変わる

編入学でも単位は引き継げます。北海道芸術高等学校のQ&Aです。

高校を途中で辞めた人も入学できますか?また、辞めた高校で修得した単位は認定されますか? 編入生として入学できます。修得した単位も認定されます。ただ、過去に在籍した高校での在籍期間・単位修得状況によって、入学後の科目の選択方法や卒業年度が異なってくる場合があります。

「ただ」の後ろが、在籍中の人との違いです。卒業年度が動く可能性があるので、先に確かめるのは締切より卒業時期のほうになります。一方で、前の高校に頼む書類は転入学より少なくなります(鹿島学園高等学校の編入学の出願書類は入学願書と生徒調査書で、「生徒の転学について(照会)・在学証明書」は転入学の欄にだけ挙げられています)。

支給期間を使い切ってしまう場合の受け皿もあります。文部科学省のQ&Aは、中退して再入学する場合について「卒業するまでに就学支援金の支給期間36月(定時制・通信制の場合48月)を超えてしまう場合があります。その場合、就学支援金相当の支援を行う制度です。詳細は入学先の学校や都道府県にお問合せください。」としています。あわせて公開されている「高校等で学び直す者に対する修学支援」(令和8年度予算額6億円)の資料には、次のように書かれています。

都道府県が、就学支援金の支給期間後も、卒業までの最長12月(定時制・通信制は最長24月)、継続して授業料に係る支援金を支給。

就学支援金の新制度の対象者については「◆所得制限なし ◆337,200円/年を上限として支給」とされ、対象者は「高等学校等に在学した期間が通算して36月を超える者で就学支援金の在学期間の要件以外の受給資格を有する者」と書かれています。**実施するのは都道府県(公立・私立高校等の場合)**なので、文部科学省の資料に額が載っていても、自分に適用されるかは入学先の学校と都道府県に確認してください。

この記事で確認できていないこと

  • 資料請求で届く資料に、転入生向けの学費表や単位認定の説明が含まれるか
  • 何単位まで引き継げるかの上限。北海道芸術高等学校は「修得した単位も認定されます」、N高グループは「前籍校の学習が加味される場合があります」としており、認定単位数の上限は公開資料からは分かりません
  • 転入生・編入生の学費。鹿島学園高等学校の年次別費用例は「高校1年生4月入学生」を想定したもので、同校は「年度途中で転入・編入された場合には請求額が異なります」としています。北海道芸術高等学校の学費は、公開ページからはHTMLとして取得できませんでした
  • 定時制・通信制からの転入や、複数回移った場合の支給期間。文部科学省Q&Aの計算式の例は全日制から通信制へ移る場合の1回ぶんです
  • 単位制授業料の学校で、支給期間(月数)と「通算74単位・年間30単位」の上限がどう組み合わさって支給額が決まるか。文部科学省の資料には月数と1単位あたりの限度額が並んでいますが、両方が同時にかかる場合の計算例は示されていません
  • 年度途中の編入学の受付期間。N高グループが「随時受付」と明記しているのは転入学で、編入学については4月入学の出願期の表以外に記載を見つけられませんでした
  • 鹿島学園高等学校のシステム管理費・通信費49,000円の税の扱い。授業料・施設費・入学金・入学検定料は消費税法別表第二第十一号により非課税ですが、システム管理費・通信費が同号の範囲に入るかは確認できていません(学費ページの税表示も入学検定料10,000円・税込以外に明記がありません)
  • 一括請求フォームの年齢の扱い。フォームは「※中学生、高校生のみ請求可能です」と表示する一方、職業の選択肢には「高校中退」「大学生」「保護者」があり、生年月日も1940年まで遡れます。表示と実装が一致していないので、退学済みの人が請求できるかは確認できていません
  • 一覧の「サポート校」2件が就学支援金の対象になるか。文部科学省のQ&Aは一般論としてサポート校を制度の対象外としていますが、岩谷学園高等専修学校は公式サイトで専修学校高等課程(技能連携校)としており、専修学校高等課程は支給対象校に挙げられています。個別の指定状況は確認できませんでした
  • 学び直し支援の都道府県ごとの運用。国の資料にある上限額と対象者の要件までは確認できましたが、申請の窓口・時期・実際の支給額は確認できていません

まとめ

  • 転入学は在籍したまま移ること、編入学は退学したあとに入り直すこと(鹿島学園高等学校の注記)
  • どちらでも前の高校の修得単位は認定されうるが、在籍期間も通算される
  • 出願を随時受け付ける学校がある(鹿島学園高等学校は転入学・編入学とも随時受付、結果は原則2週間以内)。4月入学の出願期では、編入学が第4期(2027年2月9日)まで、転入学が第6期(2027年3月16日)まで(N高グループ)
  • 転入学は「在籍の高校」に依頼する書類(照会・在学証明書)が要るので、締切の手前に相手校の作業時間を見込む
  • 就学支援金の残り月数は48月から前の高校の在籍月数を換算して引いた値。全日制に24か月なら残り16か月
  • 転入学・編入学は「先引き」が使えない学校がある。年額が同じでも先に用意する現金が変わる
  • 休学中なら、支給停止の申出の有無で残り月数が変わる

自分がどちらに当てはまるかで、次に確かめることが決まります。いま在籍しているなら、在籍校に頼む書類と就学支援金の申請・支給停止の状況を確認したうえで、移る先の候補校に「自分の修得単位で卒業がいつになるか」を聞くのが先です。すでに退学しているなら、卒業年度がいつになるかと、支給期間を超える場合の学び直し支援の扱いを、入学先の学校と都道府県に確認してください。どちらの場合も、募集要項に転入学・編入学の欄があるかを見れば、その学校が受け入れているかはすぐ分かります。

候補校の資料をまとめて取り寄せる口としては、なるには進学サイトの通信制高校特集があります。2026年8月6日時点の掲載は通信制高校3件(北海道芸術高等学校の東京池袋キャンパスと横浜サテライトキャンパス、鹿島学園高等学校)とサポート校2件で、候補を網羅した一覧ではありません。また一括請求フォームには**「※中学生、高校生のみ請求可能です」という表示**があります(同日確認)。すでに退学している場合は、各校の窓口へ直接問い合わせるほうが確実です。

そのうえで、いま高校に在籍しているならこの一覧は使えます。この記事で学費と受付時期を引いた鹿島学園高等学校も、単位の引き継ぎを説明している北海道芸術高等学校も、どちらも転入学・編入学を受け付けていて(各校の公開資料で確認しました)、まとめて資料を請求できます。募集要項には転入学・編入学の欄と学費が載るので、相談の前に両校ぶんを手元に置いておくのが早いです。

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